カラーの後に頭皮が痒くなるのはなぜ??
こんにちは!元美です♪
「美容室でカラーリングをしてから2、3日の間
頭皮が痒くなります。
お薬に弱くなってきたのでしょうか・・・?」
という質問を頂きました。
カウンセリングすると
今までカラーリングをしても痒くなかったが
ここ最近、頭皮に痒みを感じる様になってきた!という事でした。
考えられることは
・美容室でのシャンプーが不十分
・頭皮の水分&油分バランスが乱れていた事で薬品の反応に敏感に感じてしまった。
・睡眠不足、栄養不足によりホルモンバランスが乱れている。
・年齢と共に頭皮環境や肌の環境が変化している可能性がある。
・カラー剤の中に入っているジアミンに反応してジアミンカブレを引き起こした可能性がある。
この問題には色んな原因があると思います
今までアレルギーを起こさなかったけど
年齢と共にアレルギー反応を発症してしまうケースもあります。
2、3日で痒みが引いたとしても
今後のカラーリングの度にアレルギー反応が出るようだったら
更に強いアレルギーとして出てしまう可能性があります。
なので自己判断で解決せずに
担当スタイリストやお医者様に相談しましょう!
そして先程、ジアミンに反応して
カブレを引き起こす可能性があると伝えましたが
ジアミン”とは「酸化染料」と呼ばれている一群の染毛成分の中で、
特にアレルギーを発症する頻度が高い
「パラフェニレンジアミン」を“ジアミン”と略したことから
始まった酸化染料の俗称です。
その俗称からジアミンでカブレると
ジアミンカブレと言ったりします。
主にカラー剤は1剤と2剤とあり
それらを混ぜ、髪に塗布する事で化学反応を起こしてカラーを定着させます
その1剤の成分の中に
酸化染料が入っています。
酸化染料とは名前が示すように
酸化反応によって発色・染毛することのできる成分です。
アレルギーの起こしやすさは酸化染料の中でも個々の成分によって変わります!
現在カラー剤に含まれる酸化染料の種類
・パラフェニレンジアミン
・酢酸トルエン2.5-ジアミン
・パラアミノフェノール
・オルトアミノフェノール
・メタアミノフェノール
・パラアミノオルトクレゾール・
・塩酸2.4-ジアミノフェノキシエタノール
・レゾルシン
このうちの太字に下線が引いている成分は
現在アレルギー発症の報告例が特に多い酸化染料です。
先日、元SMAの中居さんが
頭皮のカブレにより顔がパンパンに膨れ上がった!
という体験談をテレビで話していました。
これもジアミンカブレの症状です。
ジアミンカブレでも症状の強さは人それぞれです!
頭皮が少し痒いな~位の症状から
目や口、顔全体がパンパンに腫れあがる事だってあるのです。
美容師にもこのカブレにより
手がボロボロの方もいらっしゃいます。
もしこの症状が出てきたら担当美容師さんにしっかりと伝えてください。
なぜならカラーリングをしている最中は
「頭皮は痒くないか?痛みを感じていないか?」を聞くことが出来ますが
自宅に帰ってからの事は見えないからです・・・。
一応、軽度のカブレを起こす方様に
頭皮に塗る保護用のトリートメントもご用意しています。
カラーリングを頭皮へ塗布する技術も
ゼロテクという技もあります。
※根元にカラーリング剤を付けず根元付近まで塗る施術です。
皆さんの症状により対象方法を変えていきますが
一度顔まで腫れあがった方の施術はお控えいただいております。
そんな重度の方には
CTFカラーという環境ホルモンを一切使っていない
特許取得のカラー剤があるのでそちらのカラー剤を試して頂けると幸いです。
頭皮の痒みは2、3日治るから
「ま~いっか~」と思ってそのままにしていたら
今後とんでもないアレルギーを引き起こす可能性もあるので
皮膚科や担当美容師さんに相談しましょうね!
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